リーダーインタビュー
三浦一晃
Bay3株式会社 代表取締役社長 三浦一晃 https://bayiii.co.jp/

Profile

新卒でゼンショーグループ株式会社はま寿司に入社。最速で店長に昇格し、全国売上1位を複数回達成。新卒最速でブロック長に昇格し、1,000名以上のマネジメントを経験。
その後、株式会社識学にてコンサルタントとして累計38社の組織支援を担当。
現在はBay3株式会社を設立し、「中長期経営計画の再構築と実行支援」および「AIを活用した業務効率化支援」を主軸に多方面で活躍中。

現在の仕事についた経緯

中小・零細企業において、中長期経営計画は「一度作って終わり」となり、形骸化しているケースが数多く存在します。非現実的な数値が掲げられたまま、資料が棚の奥で埃を被っている光景も珍しくありません。
そうした現状を目の当たりにし、「現場感と実行力を伴った3か年計画の再構築」および「その実現に向けたKPI設計と運用支援」のニーズを強く感じ、現在の事業を立ち上げました。
私はBay3株式会社の理念である「価値ある“ひとつぶ”の経験が、人生と組織の未来を変える」という言葉を、自らの事業の軸に据えています。
一人ひとりのこれまでの経験が活きる組織をつくるために、計画作りだけで終わらせず、現場が動き、成果につながるところまでしっかりとサポートすることを大切にしています。

仕事へのこだわり

新人時代から一貫して「現場視点」と「スピード感」を大切にしてきました。
飲食業界時代は、現場の声やデータを基にPDCAを高速で回し、エリア最優秀マネージャーにも選出されました。その後コンサルに転じてからも、「机上の空論」ではなく、数字と行動を結びつけた支援にこだわっています。
特に意識しているのは レスポンスの速さです。相談や依頼に対して、できる限り即レス・即判断を心がけています。レスポンスのスピードは、相手に「この人は本気で伴走してくれる」という安心感と信頼感を与えると考えています。また、経営や現場の動きは日々変化するため、こちらが遅ければクライアントの意思決定や行動も遅れてしまいます。「意思決定の速さが成果の速さに直結する」という思いで常にスピードを意識しています。
支援においては、クライアントごとの状況に応じて、「経営計画をどう実行に落とし込むか」「数字にどう向き合う文化をつくるか」といった実践的な部分までサポートすることを意識しています。また、必要に応じて仕組みや進め方を柔軟に見直しながら、成果に直結する形で関わることを大切にしています。
今後も、 「現場目線×スピード×実行力」 というスタイルを大切にしながら、クライアントの事業成長に貢献していきたいと考えています。

若者へのメッセージ

まず伝えたいのは「今日が一番若い日」だということです。挑戦するのに「今さら」は存在しません。私自身、業種も立場も変えながら挑戦を続けてきました。未来は待っていても変わらず、行動したときにだけ変わります。
そして「完璧を目指さず、まず動くこと」も大切です。最初から理想の姿を追い求めると一歩目が踏み出せません。小さな行動が習慣になり、やがて大きな成果につながると信じています。
最後に、人とのご縁を大切にしてください。事業やキャリアの節目では必ず人との出会いが突破口になります。素直な姿勢と感謝の心を忘れず、行動し続けることで、きっと「運も実力のうち」になるはずです。