リーダーインタビュー
友田宗一郎
株式会社Bit's 代表取締役 友田宗一郎 https://bit-s.work/

Profile

2014年、駒澤大学経営学部中退。2015年より某大手焼肉チェーンFC店舗で3年程店長職を経験し、MVPを受賞。2018年に東証一部上場企業、株式会社キャリアデザインセンターへ入社し、2年ほど新規開拓の法人営業に従事。
2020年より4年ほど個人事業主として、BtoBのテレマーケティング・インサイドセールス、WEBマーケティングの領域で延べ50以上のプロジェクトに携わる。
2024年に株式会社Bit'sを法人化し、代表を担う。テレマーケティングやWEBマーケティング、営業代行等のBPO事業を行っている。

現在の仕事についた経緯

コロナ禍の影響が一番大きいですね。
当時、景気が大きく傾き、働き方自体も大きく変動し、ニューノーマル時代が到来している中、今までの営業スタイルや仕事の在り方が通用しなくなっていました。
皆、仕事のそのものや、将来のキャリアを見直したタイミングであったと思います。
私が当時いた人材業界は、経済の動向に大きく左右されるため、このまま会社に所属するよりも、今後の激化したVUCAの時代や不確かな社会情勢の中でも通用するスキルを身につけたほうがよいのでは、と考えました。
非対面でも通用する営業力や、各業界の課題や問題を解決する能力等々を磨いた方が良いと判断し、今まで培ったものの延長線上で、テレマーケティングや営業代行を個人で始めました。

仕事へのこだわり

三方良しやWin-Winの考え方は常に意識しています。
仕事は究極、“誰かを幸せにするためにあるもの”だと思っています。そのため、社会人1年目のころから、自分自身の提供できる価値は何か、会社や社会に貢献し必要とされる人材になるためにどうすれば良いかを考え、いち早くスキルを身につけることを心掛けていました。
ただ、1人ワンマンプレーで進めても、周りに及ぼす影響の範囲には限界があります。同じプロジェクトに関わるチームやクライアント様と一緒にやっていくことで大きな成果を生み出せるので、チームワークやリレーションの部分で、相手にもWinになるような計らいを施して、協力的な関係を築くことは仕事をする上で重要視している点です。
他には、ビジネスは信用・信頼を基に成り立っているので、クライアントやチームに対して発言していることへの責任や約束を果たせているかという点で、“言行一致”になっているかはこだわっている部分です。
自分の言動を日々顧みつつ、派手なことを言って前に出るよりも後方支援に徹して堅実な立ち回りすることも往々にしてあります。
総じて今までの経験してきた、飲食業→人材HRサービス→インサイドセールス等々、業種を変えて経験してきましたが、自分だけの『I』の視点ではなく『WE』の視点を持つことは、今まで経験したすべての業界や現在の会社でも意識している点です。

若者へのメッセージ

現在の社会情勢や今後の日本の景気を考えると、高度経済成長期や終身雇用のあった親世代の時とは違い、今までのやり方が通用しない不安定な時代が続くことが想定されます。これからは今まで通りの考え方や歩み方ではなく、キャリアの方向性や仕事の在り方、自分自身に変革を起こしていかないといけない時代です。
一度きりの人生、どうせやらないといけない仕事であれば、実力をつけて自分の裁量権を増やし、未来に対してワクワクしてほしいですし、自分で事業を起こせるくらいの方が、今後の不安定な時代でも安定を勝ち得ることができるので、“起業や独立”を私個人としては推奨しています。
ただ、起業を志すにしても、どんな環境に身を置くかが重要で、関わる人の考え方や方向性などで、その後の人生が左右されると思っています。
私は日々、一緒に働くメンバーに、自分が置かれている環境や今やっている仕事が『自分のVisionや将来に繋がっているのか』をリマインドするよう伝えています。
皆さんの人生を決めていくのは皆さん自身です。自分次第で自分の人生は決まっていくので、起きている時間の大半を費やす仕事が、自分の理想の将来と繋がっているのか常に考えて取り組んでみてください。