現在の仕事についた経緯
小児医療の現場でお子様や保護者様と関わる中で、「日常の育児」においても支援が必要な場面が多くあることに気づきました。そして、育児で孤独感を感じることのないよう、身近に頼れる存在が必要であることを知りました。
こうした日常の育児支援に本気で取り組む必要性を感じたことが原点となり、「家庭と社会をつなぐ」存在を目指すようになりました。
仕事へのこだわり
看護師として小児科で働く中で、子どもたちの健康を守るだけでなく、「育児そのものを支える存在の必要性」を強く感じるようになりました。診療や治療が終わった後、家庭に戻ってからも続く保護者の負担。その孤独や不安は、医療の枠を超えたところにありました。
こうした課題を解決するには、日常生活に寄り添った支援が不可欠だと考え、次第に保育や家庭支援に興味を持つようになりました。
その後、医療人材サービス企業に転職し、現場とは違う「仕組みを動かす側」の仕事に携わる中で、制度・人材・事業設計といった視点が身につき、自らのビジョンがより明確になっていきました。
「育児に困っているのに頼れる人がいない」この現実を変えるためには、柔軟で安心できる保育サービスが必要だと確信し、独立。完全担当制、100%有資格者のベビーシッター事業『株式会社Rapop』を立ち上げました。
完全担当制という安心と、100%有資格者という安全を基に、全てのご家庭に+1の愛をお届けすること、そして、その輪を全国へ広げていくことが、私たちのこれからの目標です。
若者へのメッセージ
社会に出ると、理想と現実のギャップに戸惑うことがあるかもしれません。でも、その「違和感」こそが、あなたの視点であり、未来をつくるヒントであると強く感じます。誰かの正解をなぞるより、自分の中にある「なんか変だな」「こうしたいな」という気持ちを大切にしてほしいと思います。
今すぐ答えが出なくても、目の前の経験を丁寧に積み重ねていけば、いつか点と点がつながる瞬間が必ず来ます。
私自身も、迷いや葛藤の中で自分の道を探してきました。小さな行動の積み重ねが、やがて大きな挑戦へと繋がります。変化の時代だからこそ、あなたの柔軟さや発想力が社会を前に進める力になります。自分を信じて、あなたらしい未来を築けるよう願っております。