現在の仕事についた経緯
大学卒業後にホテル業界へ飛び込み、国内外での営業・マーケティング経験し、ホテル開業や総支配人としての現場統括を経て、現場と経営の両視点を持つことができました。
その中で「サービスの質が人で決まる」と確信し、株式会社The Valueを設立。人財育成とインバウンド強化を通じて、日本のホスピタリティを再定義し、業界の“ゲームチェンジャー”となることを目指しています。
仕事へのこだわり
私の仕事へのこだわりは、「目の前の人に全力で向き合う」ことです。新人時代、品川プリンスホテルのフロントで日々何百人ものお客様と接する中、一期一会の瞬間にどれだけ心を込められるかに全神経を注いできました。その姿勢が評価され、国際会議の際には各国要人を担当する“バトラー”にも選任されました。接遇に関しては、誰よりもプライドと責任感を持って取り組んできた自負があります。
その後、海外営業やシンガポールでのセールス&マーケティングを経て、文化や価値観の違いに柔軟に対応しながらも、“誠意”だけは万国共通で伝わることを体感しました。そして常に相手の立場に立ち、想像力とリスペクトをもって向き合うことを信条としてきました。
開業プロジェクトや総支配人としての現場マネジメントでは、数字や効率だけでなく、「人の力を信じる」スタイルを貫いてきました。スタッフ一人ひとりの成長がサービスの質を高め、ひいてはホテルの価値を上げると確信しています。
座右の銘は「とにかくやれ」です。笑われても、失敗しても、まず一歩を踏み出す。その行動力こそが、これまでの自分を形作ってきました。今後も、心が動くホスピタリティを追求し、業界に変化を起こす存在でありたいと考えています。
若者へのメッセージ
迷ったら、動いてみてください。完璧な準備や正解を探して立ち止まるよりも、「とにかくやれ」の一歩が未来を切り拓きます。私自身、最初から自信があったわけではありません。でも、現場で汗をかき、人と向き合い、時に恥をかきながら前に進んできました。そのすべてが、自分の糧になっています。
特にサービス業やホスピタリティの世界では、「心を込めて人と向き合う姿勢」が何よりも価値になります。言葉よりも、目線や所作に出る“本気”が人の心を動かすのです。
今は何者でもなくても大丈夫。挑戦の数だけ、あなたにしかないストーリーが生まれます。そしてそのストーリーが、いつか誰かの勇気になります。だからこそ、迷わず進んでください。あなたの挑戦が、次の時代を創っていきます。