現在の仕事についた経緯
私はプロ野球観戦が趣味なのですが、大学時代に日本のNPBは市場が20年以上横ばいである一方、アメリカのMLBは同期間で数倍に成長していると知り、大きな衝撃を受けました。
そこから「どうすれば日本の市場を拡大できるのか」と考えるようになり、実際に色んな検討を行って某球団へプレゼンをするところまでいきましたが、実力不足により企画は通せず…。戦略を描き、物事を前に進められる力をつけたいと考え、今の仕事に就きました。
仕事へのこだわり
私の仕事へのこだわりは大きく3つあります。
1つ目は「現場を見ること」です。どれだけ正しい戦略を描いたとしても、現場の人たちの理解と納得感がなければ、その戦略は実行に移されません。新卒で入社した会社で現場を回った際、机上では見えなかった多くの気づきを得た経験があり、今でも「現場にこそ答えがある」と強く信じています。
2つ目は「誠実であること」です。誠実な姿勢は、時間をかけて相手との信頼関係を築きます。そして、その信頼があるからこそ、大きな挑戦や変革を共に成し遂げることができると感じています。どんなに小さな約束でも丁寧に守り、嘘をつかない、誠実に向き合う姿勢を徹底しています。
3つ目は「自分の名前で仕事をすること」です。役職や肩書に頼るのではなく、あくまで一個人として価値を提供し、社内外の人たちから必要とされる存在でありたいと思っています。どの立場にいても、「今村だから一緒に仕事がしたい」と言っていただけるような仕事の仕方を常に心がけています。
これらのこだわりは、すべて「人と向き合うこと」から始まっています。どんな仕事も、結局は人が動かすものです。だからこそ、目の前の人や現場に真摯に向き合い続けることが、成果に直結すると考えています。
若者へのメッセージ
僭越ながら、若い皆さんにお伝えしたいのは、周りの仲間を大切にしてほしいということです。
私には20歳のときに出会った親友がいますが、30歳を過ぎた今、その親友が私の起業を最も支えてくれ、時を重ねる中で更にかけがえのない存在となりました。
ほかにも、10代・20代の頃に出会った仲間たちが、今の私の会社を支えてくれています。人生における出会いが、いかに大きな力になるかを日々実感しています。
一生懸命に努力していれば、応援してくれる人は必ず現れます。だからこそ、自分の信じる道を恐れず、仲間とともに、全力で、そして楽しく駆け抜けていってほしいと思います。
心から応援しています!