現在の仕事についた経緯

リクルート時代にホットペッパーを担当していた頃、集客支援をしていた美味しい飲食店の多くがオーナーや店長のセンスに偏った直感的な判断で戦略・オペレーションを組み立てており、合理的な判断軸がないことに大きな課題を感じていました。
そこで、目先の利益やこだわりを重要視する飲食店に対し、DX化による非属人化ソリューションを提案していくことで、中長期的に永く飲食店は成長できると実感しました。その経験を生かし、現在は飲食店をアップデートすることを目的とした事業の立ち上げに挑戦、4月より“RestaurantAds”（https://restaurant-ads.jp/）という業界でも新しいセルフオーダー型広告媒体の開発に成功しました。
飲食店の皆さまのDX化推進と新しい収益基盤の創造に取り組んでおります。

仕事へのこだわり

新卒で入社した損害保険会社には大変多くのことを学ばせていただきました。特に一番最初にメンターをしていただいた諸先輩方には、今でも感謝の気持ちが沢山あります。当たり前に感じる方も多くいるかもしれませんが、その時に身につけた後天的なこだわりが2点あります。

1点目は、お客様の課題に対する価値を提供できているかどうかです。
正直、自分が良いと思っているものを熱量高く提案することは三流です。相手が課題だと思っていることを探り、提案できて二流。そして、相手も気づいていない潜在的な課題にいち早く気づき、解決まで導く提案ができて一流だと考えております。
そのため、対話の仕方や言葉遣いは相手からの印象をプラスにするために意識しますし、相手が曝け出してくれるような関係性の構築こそが重要だと考えております。

2点目は、構造的に物事を捉える論理性です。
目的と手段の因果関係を常に保つことや言語化することは物事をスムーズに進めていく上で、重要なソフトスキルだと考えております。
会社員の時は上から指示を受けることも多く「何のために」や「なぜやるんだっけ」と忘れてしまうことが多々あるかと思いますが、私は特にこの意識を持ち続けていたがあまり、会社員時代、上司と喧嘩したこともありました。今となっては、私にとって重要な経験でしたが…。

若者へのメッセージ

私もまだまだ未熟者であり、先輩同僚後輩問わず学ぶことは沢山ありますが、強いて言うなら、まずはやりたいようにやってみてという感じでしょうか。
結局、自分の思うように動いて、初めて納得した学びが生まれますし、そこに他の人とは違う個性があるかなと思います。やりたいようにやりまくったらそのうち洗練されるのではないかと思います。
ただ、あんまり自由に動くと組織の中でうまくいかなくなってしまうので、「遊び心7割・柔軟性3割」が僕は好きかもしれないです。