リーダーインタビュー
上田舞
Musetech株式会社 代表取締役/トータルライフプロデューサー 上田舞 https://musetech.co.jp/

Profile

国立大学工学部卒業後、大手日系・外資系IT企業で営業・ITコンサルなど幅広いキャリアを経験。
結婚・出産・離婚を経てファイナンシャルプランナーに転身。
数多くの家庭のライフプランに携わる中で、「自分で人生をデザインできる環境」の必要性を感じ、2024年にMusetech株式会社を設立。
人生設計を通じて“未来を見える化”し、自分らしい選択ができる社会を目指して、ライフデザインプラットフォームである『LifeCanvas(ライフキャンバス)』を開発・提供。
「自分で人生を選べる人を増やす」ことをミッションに活動中。

現在の仕事についた経緯

人生100年時代と言われる今、結婚・出産・離婚などのライフイベントによって、働き方やお金との向き合い方、そして生き方そのものが大きく変化していきます。
これからは「何を選び、どう生きるか」を一人ひとりが主体的に決めていく時代です。私自身の経験も踏まえ、プランナーとして多くの方の人生に向き合ってきた中で、「自分で人生をデザインできる環境」の必要性を痛感し、ライフデザインツール『LifeCanvas』の開発を始めました。

仕事へのこだわり

多様な生き方や働き方が広がる今の時代、一人ひとりが自分の人生を描いていける環境がますます求められていると感じています。
その中で私が大切にしているのは、目の前の人や組織が「どう生きたいのか」「どんな未来を目指したいのか」という想いにしっかり寄り添うこと。その価値観や人生観、ビジョンを丁寧に受けとめながら、本当に必要な仕組みや選択肢を一緒に見つけ、かたちにしていくことが、私の仕事の本質です。
私自身の経験や、たくさんの人生に寄り添ってきた中で感じるのは、自分軸で人生観に合った選択肢を考えていくことの大切さ。何を整えると前に進みやすくなるのか、どんなサポートがあると力を発揮できるのか。そうした視点を持ちながら、支援のかたちをデザインしていきます。
“自分にとって良い提案”ではなく、“その人にとって本当に必要な提案”を届けること。これからもその姿勢を大切に、サービスを提供し続けたいと思っています。

若者へのメッセージ

これからの時代は、会社に合わせて人生を組み立てるのではなく、「自分がどんな人生を歩みたいか」から働き方やお金との向き合い方を考えていく時代です。選択肢が多い分、迷うこともあると思いますが、大切なのは「正解を探すこと」ではなく、「自分が納得できる選択を積み重ねること」だと思います。
完璧でなくてもいいから、一歩ずつでも自分の人生に向き合ってみること。その中で少しずつ、自分にとっての軸や価値観が見えてきます。情報に振り回されすぎず、自分の感覚を信じて、選ぶ力を育てていってください。
そして、「自分で選んで、自分でつくっていける人生」には、想像以上の自由と可能性があると私は思っています。失敗を恐れず、自分らしい人生をぜひデザインしていってください。